なぜ、スロービジネスとポップカルチャーを行き来しながら考えるのか
答えを急ぐことに、距離をおく。
間を味わう。
成果に至るまでの判断が、あまりにも急がされている。
そんな世の中に自身も汚染されていて、
結論ファーストを他人に求め”イライラ”している自分を
改めたいと思って、内省したことが切欠です。
ビジネスの現場では、大概にして速さが正義になります。
特にデジマの職場では、”熟考”より”瞬発力”がものをいう世界。それをいやというほど味わってきました。
”スロービジネス”という言葉は、
ゆっくり進もう、効率を下げよう、という意味ではありません。
判断の前に、立ち止まる余白を残すこと。
それだけの話です。
私がポップカルチャーを参照するのも、同じ理由からです。
アニメ、映画、ガチャ、キャラクター。
それらは娯楽でありながら、
感情、経済、技術、時代背景、そして原始的に僕らが持っているDNAを、反映したたかたちで現れます。
人はなぜ惹きつけられるのか。
なぜ同じ構造が、姿を変えて繰り返されるのか。
そこでは、ビジネスの構造が隠されずに露出していることが多い。
私はそれを、成功事例としてではなく、
観測の対象として眺めています。
このサイトでは、
ビジネスの話をしていたかと思えば、
突然ポップカルチャーに寄り道することがあります。
結論を出さず、問いだけを置いて終わる記事もあります。
それは意図的です。
仕事は、説明よりも共有で動くと感じています。
正解を教えるより、
同じ前提で考えられるかどうか。
そのほうが、結果的に判断は深くなります。
ここにある文章は、完成された主張ではありません。
考え続けている途中のログです。
速さよりも構造を。
結論よりも前提を。
その都度、確かめながら書いています。
もし読みながら、
「この見方は、わかる気がする」
そう感じるところがあれば、それで十分です。
この場所は、
同じ問いを共有できる人と、
ゆっくり考えるためにあります。
私たちが求めるのは、ストックビジネスでもフロービジネスでもありません。
その丁度よい塩梅の”スロービジネス”にあるのではと思っています。
